ヨーロッパにおけるコーヒーの歴史

コーヒー豆を発見したのはエチオピアだと言われています。何世紀もかけて世界中に広まったコーヒー、現在では日本でもポピュラーな飲み物です。
コーヒーが注目され始めたのが、中世のヨーロッパでした。
イタリアではエスプレッソが誕生し、フランスではドリップコーヒーが誕生するなど、ヨーロッパでコーヒーが広がり始めました。
その美味しさにヨーロッパの人々はコーヒーに夢中になりました。

 

 

♦フランスとコーヒー

フランスでは上流階級の間でコーヒーが人気になり、カフェが社交の場ともなりました。
また、市民にも広まったカフェでは、コーヒーを飲みながら思想家が国の今後について熱く議論したとも言われています。
芸術家や作家、哲学者なども集い、自身の学説や芸術論を語りあっていました。情報交換やお互いの意見をぶつけあう事によって、文化が昇華していったのです。
そのため、カフェはフランスの文化の発展に大きく貢献した存在であるといえるでしょう。
テラスにテーブルと椅子を出すオープンカフェの発祥もフランスです。始めは喫煙者のための席であったという説があります。
それからテントを張り出すようになり、現在のオープンカフェの形ができていったのです。

 

 

♦イギリスとコーヒー

イギリスにコーヒーが広まっていったという話に、違和感はありませんか。
イギリスといえば、コーヒーというよりも、紅茶を嗜む印象の方が強くあるため、そのように感じるのでしょう。
イギリスでも、コーヒーが持ち込まれた当時はコーヒーハウスが流行しました。
しかし、あまりにもコーヒーハウスに多くの男達が集まるため、1670年代にロンドンで主婦による「コーヒー反対運動」が起こりました。
コーヒーハウス営業禁止令なども発令され、イギリスのコーヒー文化は衰退していったのです。そうしてイギリスは紅茶の国として広く認知されるようになりました。

 

 

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